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本プログラムのコース生募集は、「グリーントランスフォーメーション(GX)を先導する高度人材育成」プロジェクト(SPRING GX)と一本化して実施する。応募手続き等の詳細はSPRING GXのWEBサイト(https://www.cis-trans.jp/spring_gx/)を参照すること。なお、本プログラムは統合物質・情報国際卓越大学院(MERIT-WINGS)と一体化して運営するため、応募資格のあるMERIT-WINGSコース生については、別途実施するQualifying Examination(QE)をもって選考を行う。
物質・マテリアル科学は、素材産業からエレクトロニクス・医用工学・自動車産業に至るまで、わが国が現在も高いプレゼンスを維持し、日本国内産業の最大領域を支える学問分野である。わが国の強みである物質・マテリアル科学を活用して、AI、IoT技術やバイオなどの新産業革命時代における競争力を引き上げることが、より良い未来社会を実現させ、わが国が国際競争力を維持しつつ発展するために不可欠である。従って、物質・マテリアル科学分野において、世界レベルで戦えるポテンシャルを備え且つ高い志をもった優秀な学生を研究・学修に集中させ、イノベーションの連鎖を起こす人材へと育てあげることが極めて重要である。本フェローシップは、深堀りされた物質・マテリアル科学専門分野の学識と研究力に加え、高いコミュニケーション力と問題発見・解決力、時代を先取りするポータブルスキルを身に着け、実社会の様々なセクターで活躍できる博士人材を育成することを目的とする。
コース生には、月額18万円の研究専念支援金および年額34万円の研究費が支給される。ただし、プログラムの履修状況によっては研究専念支援金の支給額を減額する場合がある。また、プログラムを履修する場合でも、研究専念支援金の受給を辞退することができる。
本コース生の申請をすることのできる大学院学生は、本学大学院の工学系研究科「物理工学専攻」「電気系工学専攻」「マテリアル工学専攻」「応用化学専攻」「化学システム工学専攻」「化学生命工学専攻」「バイオエンジニアリング専攻」、理学系研究科「物理学専攻」「化学専攻」、新領域創成科学研究科「物質系専攻」の何れかの博士課程に2022年10月入学または2023年4月に入学予定の者(注)で、かつ、次の要件を全て満たす者とする。
注)2022年10月入学者:本プログラムの単願のみ可(SPRING GXは募集対象外)
2023年4月入学者:本プログラムの単願及びSPRING GXと本プログラムの併願可(SPRING GXの単願も可能)
コース生の採用期間は、2022年10月入学者は2023年4月1日から2025年9月30日まで、2023年4月入学予定者は2023年4月1日から2026年3月31日までとする。
約30名
以下A、B、C全ての事項をコース修了の必修要件とする。
6に加えて、以下の教育プログラムを受講することができる(選択)。
本フェローシップは、東京大学国際卓越大学院 統合物質・情報国際卓越大学院プログラム(MERIT-WINGS)と一体となって運営される。
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